戦国時代の房中書

 戦国時代のセックスのテクニックを紹介しているものとして『医心方(房内編)』『黄素妙論』という房中書があります。
『医心方』は平安時代に丹波康頼(たんば やすより)が朝廷に献上したもので、戦国時代では正親町天皇がこの本を半井瑞策(なからいずいさく)に与えています。
『黄素妙論』は曲直瀬道三(まなせどうさん)が戦国武将、松永久秀に献上した房中書です。『戦国武将の養生訓(山崎光夫)』によれば、『黄素妙論』は明(中国)において出版された『素女妙論』の和訳ではないかとしています。

 当サイトにおいて『黄素妙論』を取り上げた理由は、当時の戦国武将に送られているということ、管理人が『戦国武将の養生訓(山崎光夫)』を持っているということ、そして、女性に優しいソフトなセックス方法が書かれているということです。
 主には『黄素妙論』の2章、交合之和違と3章、九勢之要術にあるセックスの方法を動画として掲載しています。
ちなみに他の章にもセックスに関することが書かれていますが、セックスするのに適した場所、天候、間違ったセックスをすることによる健康害、媚薬に関することであるため、当サイトでは大部分を省略しました。

原文⇒ 『黄素妙論』
京都大学附属図書館所蔵 マイクロフィルム版富士川文庫 

八深六浅の解釈

 実践するにあたり、悩んだのが「八深六浅」や「五浅六深」の解釈でした。『戦国武将の養生訓(山崎光夫)』において「八深六浅」とは「深く挿入して八回息をつき、浅く抜いて六回息をつく」と書いてあり、かなりゆっくりと”出し入れ”するのかと思ったのですが、そうなると「五浅六深」の解釈がちょっとおかしなことにならないのか?という点です。つまり「八深六浅」の解釈で「五浅六深」を考えると「浅く入れて五回息をつき、深く抜いて六回息をつく」となってしまい、浅く入れて深く抜くとつまり、”抜けてしまう”んですよね。このことに関しては『戦国武将の養生訓(山崎光夫)』でも書かれていないのです。
 『黄素妙論』原文でも「八深七浅」は上記のような説明がされているのですが、「五浅六深」については書かれていません。
 ただし「八深六浅」であっても実際にしてみると分かりますが、腰の動きに微妙な調整が要求され、セックスという営みの真っ只中では困難と判断し、当サイトでは「八深六浅」の場合は「深く挿入して8回息をつき、浅く挿入して6回息をつく」、そして「五浅六深」の場合は「浅く挿入して5回息をつき、深く挿入して6回息をつく」と修正をしました。
 仮に修正が違っていたとしても、女性優しいソフトなセックスという点から外れないという判断、また初めて実践される方にも分かりやすいという判断から、当サイトでは修正した八深六浅にて実演しています。

 以上の判断から動画では修正したものを実演していますが、もし「八深六浅」や「五浅六深」についての正しい解釈をご存知の方がいらっしゃいましたが、是非ご教授下さい。


ポリネシアンセックスとの共通点

 『黄素妙論』のセックス術は『八深六浅の解釈』に記載していることから考えると、AVのようなピストン運動ではないことが分かるかと思います。またゆっくりと挿入して、妄りに漏らさず(何度も射精しない)とも書かれており、「八深六浅」ような細かい部分を除くと、その方法は、結構共通したところがあります。


 

出演モデル

今回の撮影に協力して頂いたモデルさん達をご紹介。

名前:さりな(27)
今回、一番多く出演しているモデルさんで、現役の風俗嬢です。

名前:みちこ(31)
見た目はSなのに、Mな人妻さんです。

名前:ゆきえ(20)
まだ大学生の彼女は体育会系の肉体で、好奇心旺盛です。